2021年10月12日
埼玉スタジアム2002
日本代表 2(1-0,1-1)1 オーストラリア代表
得点者/日本代表
田中碧(8)
オウンゴール(86)
得点者/オーストラリア代表
アルディン・フルスティッチ(70)



FIFA W杯アジア最終予選、グループ3位の日本代表と首位のオーストラリア代表の一戦。


日本代表は伊東純也(ヘンク)が出場停止から復帰。守田英正(サンタ・クララ)が田中碧(デュッセルドルフ)とCMFに入る。中盤が逆三角形の4-3-3を採用。


前半8分、日本が先制する。左サイドで受けた南野拓実(リバプール)がクロスを上げると、逆サイドまで流れたボールを受けた田中碧が右足でゴール左隅に流し込みゲット。田中碧の代表初ゴールで日本が先手を取る。FullSizeRender

前半はオーストラリアの中盤を日本の中盤3枚がうまく消しペースを握らせない。タガート(C大阪)の決定機はGKの権田修一(清水)のスーパーセーブで凌ぎ、1-0のままハーフタイムへ。


後半25分、オーストラリアが追い付く。ゴール前約20mの位置からのFK。フルスティッチ(フランクフルト)が左足で狙うと、強いシュートがバーに当たってゴールに吸い込まれる。

後半41分、日本が勝ち越す。吉田麻也(サンプドリア)の縦パスに抜け出した浅野拓磨(ボーフム)が縦に仕掛けて左足を振り抜く。オーストラリアのGKライアン(ソシエダ)が弾いたボールがポストに当たり、跳ね返りをクリアしようとしたベヒッチ(カイセリスポル)の足に当たってゴールに吸い込まれる。
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試合は2-1でFT。


日本代表はW杯予選11連勝中のオーストラリアを下して2勝目。田中碧と守田英正をCMFに組み込んだ4-3-3がボールの流動性を生み、特に田中碧が最終ラインに落ちてボールを前進させるシーンが目立った。守備時にはオーストラリアのロギッチ(セルティック)を遠藤航が、ムーイ(上海海港)を守田英正がマンマーク気味で消して自由を与えなかった。終盤は古橋亨梧(セルティック)と浅野拓磨がスピードを生かしてオーストラリアの最終ラインを掻き回し、最後にそれが得点に繋がった。


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