ワールドカップ予選で敗退危機に陥っている日本代表は、10/12にホーム・埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表に勝利しました。

そのオーストラリア戦での決勝ゴールをはじめ、「W杯予選・埼玉スタジアム・北側のゴール」という同じ3つの条件で、数多くの奇跡が起きています。


そこで今回は、その3つの条件に合致した「奇跡のゴール」をまとめてご紹介致します。


2021年10月12日
カタールW杯 アジア最終予選第4戦
日本代表 2-1 オーストラリア代表

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まずはオーストラリア戦で生まれた後半41分の決勝ゴール。既に2敗している日本代表は1-1に追いつかれて迎えた後半41分、吉田麻也のロングパスに抜け出した浅野拓磨が左足でシュート。これがオーストラリアのDFにディフレクトし、GKのライアンの指先をかすめてポストに直撃。その跳ね返りがベヒッチに当たってゴールに吸い込まれる。この土壇場での勝ち越しゴールがまずは一つ目のピックアップ。


2004年2月18日
ドイツW杯 アジア1次予選第1戦
日本代表 1-0 オマーン代表
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2つ目はジーコジャパン時代の2004年。日韓W杯でベスト16に進出し、中村俊輔や中田英寿ら「黄金のカルテット」と呼ばれた選手達を擁するドイツW杯の初戦。この試合は終始日本のペースながらも中村俊輔のPKがオマーンのレジェンドGKアル・ハブシにストップされるなど嫌な展開。しかし試合終了間際の後半45+3分、小笠原満男のクロスがクリアされたセカンドボールを拾った中村俊輔から最後は久保竜彦が左足で流し込み試合を動かす。結局このまま試合が終わり、苦しみながらも白星スタートを飾った試合となった。


2005年2月9日
ドイツW杯 アジア最終予選第1戦
日本代表 2-1 北朝鮮代表
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次もドイツW杯予選から。最終予選の初戦の相手はリ・ハンジェやアン・ヨンハらJリーガーを擁した北朝鮮。前半小笠原満男のFKで先制しながらも、後半16分にナム・ソンチョルのクロス性のシュートがネットを揺らし北朝鮮に追いつかれる。日本がなかなかチャンスを得点に繋げられない状況で途中出場となったのがまだ代表経験の浅い大黒将志。その大黒将志が後半AT、小笠原満男のクロスの流れから福西崇史のラストパスを振り向きざまにダイレクトボレーで沈めて代表初ゴール。1次予選の久保竜彦のゴール同様、土壇場での決勝ゴールとなった。


2005年3月30日
ドイツW杯 アジア最終予選第3戦
日本代表 1-0 バーレーン代表
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ドイツW杯予選から3つ目のピックアップ。第2戦でイランに敗れた日本代表の第3戦。前半からバーレーンに研究されて決定打を欠く日本は、後半から攻撃のセットプレー時の選手が動く場所を変え、それが的中。後半27分、中村俊輔のFKが中央にあがると、マークがズレたバーレーンの守備陣が焦る。なんとかCKに逃れようとサルミーンが蹴ったボールはなんと自陣のゴールに吸い込まれる。このオウンゴールの一点を守り抜き、日本代表は勝利を収めている。


2011年9月2日
ブラジルW杯 アジア3次予選第1戦
日本代表 1-0 北朝鮮代表
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こちらは少し時間が飛んで2011年。ブラジルW杯を目指すザッケローニ体制の日本代表の初戦。直前のアジア杯を制した日本代表は北朝鮮を序盤から圧倒するも得点を奪えず。このまま試合終了かと思われた後半AT、ショートコーナーから清武弘嗣のクロスを吉田麻也が頭で合わせてネットを揺らす。アジア杯優勝を記念した特別ユニフォームで挑んだ一戦に花を添える劇的な決勝ゴールでブラジルW杯への道がスタートした。


2013年6月4日
ブラジルW杯 アジア最終予選第7戦
日本代表 1-1 オーストラリア代表
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引き分け以上でブラジルW杯出場が決まるこの試合。互角の内容だったが先制したのはオーストラリア。後半36分に左サイドを持ち上がったオアーのクロスが山なりとなり、日本のGK川島永嗣の指先をかすめゴールに吸い込まれてしまう。この苦境の中で日本は後半AT、本田圭佑の右からの低いクロスがオーストラリアのマッケイの左手に当たりPKの判定。これを本田圭佑がど真ん中に豪快に沈める。1-1で引き分けた日本は5大会連続の出場とともに世界最速の本大会出場決定国となった。


2016年10月6日
ロシアW杯 アジア最終予選第3戦
日本代表 2-1 イラク代表
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続いてはロシアW杯予選から。この時の日本代表は最終予選の初戦でUAE代表に敗れており、1勝1敗で臨んだイラク戦。前半原口元気のゴールで先制したものの、後半15分にセットプレーからアブドゥルアミールに同点ゴールを許す展開。こちらも試合終了間際の後半45+5分、セットプレーのこぼれ球を山口蛍が右足でダイレクトボレーを突き刺す。このゴールで日本代表は最終予選2勝目を挙げた。


2017年8月31日
ロシアW杯 アジア最終予選第9戦
日本代表 2-0 オーストラリア代表
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最後は勝てばロシアW杯本大会出場が決まる2017年のオーストラリア戦。浅野拓磨、井手口陽介という経験の浅い若手をスタメンに抜擢したハリルホジッチ監督の采配が的中する。まずは前半41分に浅野拓磨が左足で先制ゴールを沈めると、後半37分に待望の瞬間が。原口元気が高い位置で奪って競り合いながら井手口陽介へパス。井手口陽介がこれを持ち運んで遠目の位置から右足を振り抜くと、ゴール右隅に吸い込まれネットを揺らす。2点差をつけて勝利した日本は2位のサウジアラビアと勝ち点4差をつけ、1試合を残してグループ首位での本大会出場を決めた。



以上、W杯予選で埼玉スタジアムの北側のゴールで生まれた印象的なゴールをまとめてみました。

ハリルホジッチ元監督はワールドカップ予選の会場を埼玉スタジアムに固定するよう協会に頼み込むなど、圧倒的なホームの雰囲気が常にアジアのライバル国の壁となってきました。

現状コロナウイルス感染対策で声を出しての応援はできませんが、なんとか残り試合も圧倒的ホームの空気を作りたいですね。


最後まで読んで頂きありがとうございました!