2023年3月31日
三協フロンテア柏スタジアム
柏レイソル 0(0-1,0-2)3 浦和レッズ
得点者/浦和レッズ
興梠慎三(44)
アレックス・シャルク(75)
明本考浩(82)


国際Aマッチウィーク明けのJ1リーグ第6節、未勝利の17位・柏レイソルと6位・浦和レッズの一戦。


柏レイソルは片山瑛一が怪我で欠場。RWBには戸嶋祥郎が起用された。U-22日本代表帰りの細谷真大と佐々木雅士はベンチスタート。
浦和レッズは前節の新潟戦と同じスタメンを採用。ベンチにはシャルクが久々に入る。獲得したばかりのカンテはメンバー外。


前半44分、浦和が先制する。自陣からホイブラーテンのロングフィードを明本考浩が頭で落とすと、左のハーフスペースに入り込んだ関根貴大が低いラストパス。最後は興梠慎三が巧みなシュートフェイクから左足でゲット。興梠慎三は今季初ゴール。
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前半は0-1で終了。


後半30分、浦和に追加点。大久保智明が前を向いてスピードアップしリンセンへスルーパス。これは柏の土屋巧がなんとか足に当てるが、こぼれ球が絶好の位置に転がってきたシャルクが右足で豪快に蹴り込む。
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後半37分には浦和の左サイドで安居海渡がドリブルで持ち運び、ハーフスペースで深さを取った大久保智明の落としをシャルクがクロス。最後は明本考浩が下がりながらのダイレクトボレーでゲット。
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試合は0-3でFT。


浦和レッズは3月を無敗で締め括り、これでリーグ戦4連勝。今季リーグ戦初出場となったシャルクが途中出場から1ゴール1アシストの大活躍。両サイドをこなせる万能さもアピールした。前半、浦和はネガティヴトランジションの速い柏の守備に手を焼きなかなかボールを前進させることができない。その中でも自陣からのロングフィードから興梠慎三の上質なフィニッシュワークで先制。後半は人とボールが連動するサッカーで柏を押し込み、シャルクの追加点で柏のプレー強度とスピードが落ち、一気に畳み掛けた。初勝利を目指した柏は今日も無得点で完敗。前半は内容こそ良かっただけに、前半終了間際の失点が悔やまれる。フロートと周囲の連携が向上すればより迫力のある攻撃となりそう。


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