2020年7月15日
石川県西部緑地公園陸上競技場
ツエーゲン金沢 0(0-2,0-0)2 ジェフ千葉
得点者/ジェフ千葉
櫻川ソロモン(23)
見木友哉(33)


J2リーグ第5節、15位の金沢と8位の千葉の一戦。互いに前節敗れたチーム同士の対戦。

金沢は前節からスタメンを2人変更。最終ラインに山田将之と杉井颯が起用された。10代〜20代前半の選手が殆どという楽しみなチーム。
千葉はGKの新井章太を除いてスタメン総入れ替え。注目は高卒ルーキーのFW櫻川ソロモン。ベテランと佐藤寿人とコンビを組む。


試合が動いたのは前半23分。幅をとった千葉の矢田旭がクロスを上げると、櫻川ソロモンが金沢のGK白井裕人に競り勝ち、こぼれ球を自ら押し込む。デビュー戦で櫻川ソロモンは190cmの長身を生かしてプロ初ゴール。
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前半33分には千葉に追加点。左サイドを突破した安田理大のクロスを佐藤寿人が頭で合わせたシュートはポストに当たるが、跳ね返りを見木友哉が押し込みゲット。櫻川ソロモンに続いて見木友哉も今季初ゴール。
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前半はチャンスの回数こそ金沢が上回ったが、加藤陸次樹や大橋尚志らのシュートを千葉のGK新井章太のビッグセーブで前半を無失点で凌ぐ。

前半は0-2で終了。


後半も前半同様金沢が押し込む時間が長くなったが、千葉も組織的な守備で決定機を作らせない。

金沢は前節得点を決めた島津頼盛など攻撃的なカードを切り得点を奪いに行くが、ブロックを固める千葉の前に一矢報いることが出来ず。

試合は0-2でFT。


金沢はシュート数で大きく千葉を上回ったが、「打たされた」シュートも多く、千葉のブロックの前に無得点。加藤陸次樹、ルカオの2トップが前半何度かあったチャンスを逃したのが痛かった。守備の面でもサイドからのクロスの対応に課題を残し2失点。若い選手が多いチームなだけに苦しい時期を白井裕人や金子昌広ら経験豊富な選手が引っ張れるか。
千葉は組織的かつハードな守備で金沢の攻撃を跳ね返し続けクリーンシートで勝利。GK新井章太の好セーブや、安田理大、ゲリアの両SBが絞っての対応もチームを救った。初出場の櫻川ソロモンは得点シーンだけでなく、度々ターゲットとして体を張り続け、パスミスは何度かあったが柔らかいボールコントロールを見せるなど大器の片鱗を見せた。


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