2020年12月2日
オリンピスキ・スタジアム
シャフタール・ドネツク 2(0-0,2-0)0 レアル・マドリード
得点者/シャフタール・ドネツク
デンチーニョ(57)
マノー・ソロモン(82)


チャンピオンズリーグのグループB第5節。グループ3位のシャフタールと2位のレアル・マドリードの一戦。


シャフタールはグループ突破には勝利が求められる一戦。前節のボルシアMG戦からGKがトルビン、CBにヴィタオが入るなどほぼベストメンバー。
レアル・マドリードはアザールが直近のリーグ戦で負傷。LWGにアセンシオが入り、RWGにはロドリゴが起用された。CFにはベンゼマが怪我から復帰。


前半25分、シャフタールにアクシデント。前半14分のプレーでマドリーのヴァランのタックルを受け右太腿を負傷していたモラエスがプレー続行不可能に。デンチーニョとの交代を余儀なくされる。

前半は全体的にマドリーペース。アセンシオに2度決定機が訪れるなど得点のチャンスはあったが、シャフタールのGKトルビンに防がれスコアレスのままハーフタイムへ。


後半12分、シャフタールが先制する。カウンターからコヴァレンコが縦に送ったボールはマドリーのメンディにカットされるも、そのこぼれ球がデンチーニョの目の前に溢れてしまう。それをデンチーニョが難なく沈めてネットを揺らす。押され気味だったシャフタールが先制する。
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後半37分にはシャフタールが追加点。マイコンのパスを受けたソロモンが長い距離を持ち上がりカウンター開始。ゴール前まで運ぶと右足を振り抜きネットを揺らす。
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試合は2-0でFT。


シャフタールはグループ突破を大きく手繰り寄せる勝ち点3をゲット。前半はマドリーに押され、シュートを打つこともままならなかったが、後半にカウンターから2得点。交代選手も確実に仕事をして試合を終わらせた。GKの有望株トルビンもスーパーセーブを連発。最終節を前にグループ2位に浮上した。
マドリーは攻守に迫力を欠き公式戦2連敗。ベンゼマの復帰も得点には結びつかず、シャフタールを大きく上回る16本のシュートを放つもカウンターからの2失点でグループ突破に黄信号。やはり怪我のラモスとバルベルデの存在の大きさを痛感する結果となった。この後ボルシアMGがインテルに勝利した場合、マドリーは最終節に勝利した上で他会場の結果次第でグループ突破となる。


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